今日の店じまいは、牛乳屋さん。
実家の前の家で牛を飼っていて、いつも牛乳を飲んでいた想い出がある
郵便ポストよりも少し大きくした箱に、コカコーラのビンを夕方までに入れておくと、
夜お乳を入れてそのポストに返してくれていた
それが僕の日課だった
でも僕は表面の厚い膜が食べられずに、よく親に怒られたものだった
「それが栄養になるのよ」と言われ続けた
牛乳を頼む人がどんどん減ってスーパーで買うようになっていったのに、
自分の家だけ生の牛乳を飲むことがイヤだったのかもしれない
今、実家の前の家も牛は飼っていない
あの表面の膜、ちゃんと食べてれば、イライラすることもなく、
もっと穏やかに暮らせていたのかな