店じまい・店びらき ~閉店のヘキレキ~

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2007年 03月 21日

店は人である

今日の店じまいは、三軒茶屋にあるディスカウントショップ・モリ。
1月31日に閉店した。
茶沢通りを三軒茶屋から入っていくと左手に見える大きな閉店貼り紙。
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これを書いた店主はこのおじさん。
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隣は奥様。











冬、ここの名物は焼き芋

店の外に焼き芋の容器を出して売っていた

閉店を知った人が「それを売って欲しい」とやってくると、

タダで譲ったという

「その分頑張れ」と声をかけて


e0030939_15363367.jpgそればかりではない

親父さんの趣味はバイク

愛車のハーレーダビッドソンも欲しい人に譲ってしまった

奥様はそんな豪快で情け深い人柄に惚れながらも、いつもハラハラドキドキ

でも「ついてきてよかった」と言う

行ったときも、お客に、半額以上の安値ばんばん売っていた

「これもいる?」とタダであげてもいた 気前がいいのだ

もちろん品揃えも豊富だった

天井から壁から前から後ろから何でも揃っていた


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お店はお客さんからも愛された

寄せ書きに残されているメッセージ

















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お店は、店主の気持ちを現す

笑顔が見たい、幸せになって欲しい、美味しいと感じてもらいたい

そういうお店は閉まっても人の記憶に残る

店を愛するということは人を愛するということ



偶然見つけたこの閉店

今までこの店を全く知らなかった

店を見つけたとき、通りがかりのおばさんに

「店名がモリですけど、ここはモリさんがやってるんでしょうか?」

と聞くと、「そんなことも知らないの!?」と激怒された

今では、おばさんが怒った気持ちも分かる


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by misejimai | 2007-03-21 16:09 | ディスカウントショップ


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