今日の「本の帯」は、「地球征服物語」(新風舎)。ポエム集である。
世界で一番美しい物語、それは人間
みな自ら胸の奥に物語を秘めている
体を構成しているのはかつて宇宙を作った原子
その細胞には原始の海の一部が閉じ込められている
その脳には知能の進化の各階層が同居している
そして私たちは、母親の胎内で動物進化の過程を大急ぎ
で辿りなおして生まれてくる
世界で一番美しく、謎めいている物語-それが人間
地球と自分たちとの物語
夢
仕事
詩
そして、科学で到達可能な最も遠い過去、
今から150億年前の星々に先だって
謎めいた光を放つあのビッグバンも
かなわない、恋の高まり、胸のときめき
そんな日常を詠んだ、珠玉の一冊です
この本は、「詩客」で始まるブログを書いているkzo10さんが出版した本だ
(リンク先を参照のこと)。
帯だけじゃなくて、表紙もシンプルでいい。すごくいいのだ。
一見すると色は「青」なのだが、下は淡い色。上のほうに行くほど濃淡な青。
そして一番上に星。夜明けの空が表現されてる。
これほどシンプルで感銘を覚える表紙を僕は知らない。表紙は買ったときに見てね。