今日の「サルよりバカな日本人」は、
耐震強度偽装問題の申し子・不動産会社ヒューザー社長の小嶋進さんです。
事件の発端は去年の10月18日。
建築事務所・アトラス設計代表の渡辺朋幸なる構造設計士が検査会社の検査機関イーホームズの社員に電話で、「グランドステージ北千住」に構造的に
疑義があると言う情報を伝えたことが全ての始まりだった。その渡辺さんも2年以上前から知っていたのだ。なぜ?
さて10月25日、イーホームズがヒューザー幹部に複数の物件に偽装があると報告。
だが小嶋はその報告を遅らせるよう圧力をかけた。
さらに話によれば、小嶋は、すでに確認を下ろしているものについては、見て見ぬふりを
してくれ、もしも地震で壊れたら、そのときに調査して偽装を発見したということにして
くれ、それでもイーホームズ側が公表すると言ったら、「おまえを潰す」と言ったという。
まあそんな小嶋さんなんで、ヒューザーが18自治体に約139億円の損害賠償を求める
訴えを起こしたことも、彼の中では「正常」だったのかもしれない。
横浜市の中田市長は「裁判を起こすこと自体コペルニクス的ばか者だ」と語った。
そんな中、東京都がヒューザーの宅建業免許を取り消すというニュースが飛び込んで
きた。
事務所も東京駅の家賃1200万円の物件から、最初に不動産業を始めた懐かしの地・大田区へ。
もう全てを失うのであれば、小嶋さん、アンタの100坪の豪邸も開放して、住民がそこで暮らせるようにしてあげれば?まさかそこは耐震偽装してないでしょうから。