店じまい・店びらき ~閉店のヘキレキ~

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2005年 07月 31日

閉店を告げる自動アナウンス

千葉にあるイトーヨーカドー八幡宿(やはたじゅく)店が閉店。
それを知らせる電話番号を見つけた。
ただしすでにこの店は4月で閉まっており、
閉店の看板も残念ながら撤去されてしまったという。
以下は、電話をかけたときに返ってくる文言。


℡ 0436-43-5111

イトーヨーカドー八幡宿店でございます。
当店は4月17日をもちまして、
閉店させていただきました。
長い間のご愛顧、ご支援をいただき、誠にありがとうございました。
なお、お問い合わせにつきましては、
イトーヨーカドー市原店、
0436-21-7111。
イトーヨーカドー市原店、
0436-21-7111に、
お掛け直し下さいますよう、
お願いいたします。


自動音声。
無機的なこのアナウンス。
夢と希望に満ちていたあの頃。
「いらっしゃいませ」と呼ぶ回数が1回減り、2回減り・・・
近隣に出来た蘇我店と商業圏がかぶるためなのかよく判らないが、
とにかく閉められた。
21年間、7665日の想いは今、たった56秒で締めくくられた。

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by misejimai | 2005-07-31 15:02
2005年 07月 30日

残影

JRの駅構内には必ずと言っていいほどある、あじさい茶屋。
これが閉まり、現在はみどりの窓口になっている。
ただ、あじさい茶屋の看板だけは未だ残っている。


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いつかはきっと取り外されてしまうその看板。
そして、店があったことさえ、人は忘れてゆく。

今はシャッターになっているその場所に、かつてはそば屋の出入り口があったんだ。
店内は猫の額ほどしかなかったっけ。
そして、ガラス張りで、みんなが食べているのが見えたよ。
券売機はドアの両脇に2つあったよ。

初めて来た人が券売機が2つあることを知らずに、
もう1つの券売機に先客がチケットを買い終わるまで後ろに並んでいたこともあったよ。

カレーが美味しかったな。

そんなささやかだけど、幸せだった想い出もコンクリートで塗り固められ、
今日も人が通り過ぎていくよ。

でもその残影は小さな声で訴えているのさ。
忘れないで。
僕はここにいるよ。

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by misejimai | 2005-07-30 17:34 | そば屋
2005年 07月 29日

閉店という手を打ったうどん屋 

7月をもって閉める、御徒町にある讃岐うどん屋。
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讃岐うどんブーム。
生き残った店もあれば淘汰されていく店もある。
それはひとえに、食べる人がその舌で選り分けたからだ。
ブームは淘汰を経て、1つの文化となる。

この店も、閉店という手を打ったが、今度は同じ場所でラーメン屋を開くのだという。
今度こそは、コシと粘りを持って花開かせて欲しい。

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by misejimai | 2005-07-29 16:49 | うどん屋
2005年 07月 28日

初蝶も止まるの躊躇う雪だるま 

初蝶とは3月の季語で、雪だるまは1月のそれである。
ご法度である「季重ね」を敢えてしてみた。
だが、ここでの「雪だるま」は借金を指している。

どこからか吹かれてくる春初めての蝶も、債務超過という雪だるま
には止まりたくない。

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身を粉にして築き上げた会社が露とともに終わる。
どうか嘘であってほしい。
エイプリル・フールの破産申し立て。

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by misejimai | 2005-07-28 09:57 | 株式会社
2005年 07月 27日

老朽化による閉店

江東区の元メガネ屋。
5年物の閉店看板。

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合掌。
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by misejimai | 2005-07-27 20:25 | メガネ屋さん
2005年 07月 26日

大晦日の閉店

広尾にある、いやあった店。
今ではどの店がその跡であったか判らぬほどに傷口は癒え、
そのとき虚ろだった空間にもハリが活気がみなぎっている。

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キリがいいと言ってしまえばそれまでだ。
12月31日、その薬屋はこっそり閉めた。

字が汚い。

今、
自分が張り紙に筆を走らせている内容が
まるでウソであってほしいかのように、
また辛さを忘れるかのように敢えて乱筆に
書いているのか。

だがどんなにツラクテ、バイクをフルスピードで走らせても、
一瞬は気はまぎれるが運命は変わらないように、
筆を乱暴に走らせても、そこには現実がある。

年が明けたら、その薬屋はもう営業しなくなる。
たった1日という短い時間で、
今まで「あり続ける」ものが「なくなり」、
かつては「あった」に変わる。

閉店を止めさせる特効薬は、
棚から見つけ出せなかったようだ。

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by misejimai | 2005-07-26 12:35 | 薬屋さん
2005年 07月 25日

閉店、開店、生々流転

これは以前撮影したもの。
開店と閉店を偶然撮影した貴重な写真である。

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渋谷から恵比寿につながる明治通り沿い。
人気ラーメン店がひしめく、ラーメン激戦区だ。
ビッグ・ドリームを手にする者もいれば、
うたかたの夢とともに消え去る者もいる。
・・・そして、それを一度に経験する者いる。

この「大穀」は立ち退きにあい、2月に閉めた。
だが、もう一度、夢を見る場所を、探していた。
そしてその4カ月後、ついに、
以前あった場所の4軒先にリニューアルオープンした。
閉店、そして開店。
絶望、のち歓喜。


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by misejimai | 2005-07-25 18:37 | ラーメン屋
2005年 07月 24日

汐留のコンビニ

このご時勢、コンビニとて店舗閉鎖を余儀なくされている。

写真は知り合いである、ヤンクソさん(ペンネームは?と聞いたらこう返ってきた)からの
もらいもの。ペンネームに似合わず、渋い写真を頂戴した。
詩の内容は彼から聞いたものをもとにしています。


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心の難民、東京人の深夜のオアシス、コンビニが閉店。
話を聞く限りでは早くも、別のテナントのための工事が
進められていたらしい。

ドアが半開きになっているのは、
工事のため自動ドアのコンピュータ制御がストップしているせいだとか。
次に作られる店の工事の陰に、
もともとあった店の終焉の挨拶が隅に追いやられている。

今日も都会は、そんな小さな心の痛みを重ねながら、
何事もなかったように呼吸している。

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by misejimai | 2005-07-24 13:40 | コンビニ
2005年 07月 23日

さよなら店

5回目の閉店看板は新宿西口、額縁などの絵画用品を扱う店。
再開発ですでに2年前に立ち退いている。
現在は、店主が10年前に建てた中野のビルで営業しているという。


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再開発・・・。
どれほどの幸せが詰まっているのだろう。
街がスクラップ&ビルドを繰り返す。
そのうちに、
私たちの心もいつの間にか、
「取り壊されて残念だな」
そんな感情すらもマヒしていくのか。

経営する側、訪れる客すべての人々の悲しみを飲み込んで、
今日もどこかで店が閉まる。

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by misejimai | 2005-07-23 13:25 | 画材屋さん
2005年 07月 22日

閉店4 五反田の花屋

駅前にある、いや正しくはあった花屋の閉店挨拶。立ち退きに遭い、移転させられたというわけである。

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花屋。人を幸せにする店。
一輪の花がたちまちのうちに人を笑顔にさせる魔法の店。
デートの前に、誕生日に、パーティーに、妻のご機嫌取りに・・・
様々な目的の花が人の心に明かりを灯してきた。
今、その“おおもと”の灯が、違う場所へと移る。
そこではどんなドラマが待っているのだろう。
きっと、また人を幸せにしてくれるはずだ。

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by misejimai | 2005-07-22 01:30 | お花屋さん