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2006年 05月 06日

カレー屋の遺品を持ち帰る

e0030939_15393799.jpg今日の店じまいは、大田区蒲田のカレー屋さん、
タージマハール。
本格的なインドカレーの店としてカレーファンの間では
有名だった。
味は日本一だという通もいるらしい。












e0030939_15451858.jpg戦後闇市から発展したガード下
タミル語の看板
店内のインドの写真
テーブルの上のシヴァ神の神像
10席ほどのL字カウンター
怪しい雰囲気だが味は一級

小麦粉を使わない汁カレー
湯気と共に香る、入り混じった絶妙なスパイス
さらりとした見た目からは想像できない
濃さと深みのある刺激

そして、一見ぶっきらぼうな店主の親父さんが話す、語りつくせぬ半生
もともとはラーメン屋を営んでいた話から
旅に行ったインドでカレーに目覚めて開店した経緯、
そしてカレー屋の次に夢見ていたアマゾン
料理・・・

しかしそれもかなわず。
閉店の理由は、親父さんの死去
体調を崩されて以来、「当面休業」の貼り紙を張っていたが、
ついに幕引きである


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「ご自由にお持ち下さい FREE」
そのお言葉に甘えまして、
重さ3キロもあるこの品を持ち帰りました

驚くべきことに、
ビニール袋を開けると
かすかに香るカレー味
機械にも染み付くのだなあ








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家に持ち帰り、コンセントをつなぐ







e0030939_1620193.jpg営業中の電飾だった
お店は閉まっても、
「営業中」の光は
消えない

お店は長男も
手伝っていたが、
その息子さんが置いたものだろう

この店を忘れないでという
意思表示だったのか
とりあえず部屋のインテリアにしよう




※長男には正直、継いで欲しかった。
 次男は新橋で店をやってます。
 ご主人は、先立たれた奥さんとともに天国で夢の続きを話していることでしょう。合掌。
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by misejimai | 2006-05-06 16:41 | カレー屋さん