カテゴリ:お寿司屋さん( 3 )


2006年 12月 20日

新宿再開発

今日の店じまいは、新宿の栄寿司東口店。
新宿通りと靖国通りの間にあるMOA中央通りにある。
アルタ横、通称「新宿スカウト通り」を左の横道にそれたところ。

e0030939_11432325.jpg再開発地域だという。
単に地主に買収されたという話もあるが、定かではない。





















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角にはキムラヤがある。
キムラヤは軒並み経営不振で閉めていたが、ここは再開発のため、である。


















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いずみや 澤庵。
新宿界隈の映画館では、いつの時代に撮影したか分からない
古めかしいCMが流れていた。
中野に移転した。再開発、のため立ち退いた。


















e0030939_1211588.jpg「ええ、再開発とかなんとかで、ヘヘ・・・新宿も変わりますよね、ヘヘ・・・」
栄寿司の親父さんは気前よく応えてくれた。
だが商売人である。
さかさず、
「でも西口にも店ありますんで、ランチ安くしますよ」
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by misejimai | 2006-12-20 12:11 | お寿司屋さん
2005年 12月 02日

寿司屋の良さはゲソの歯ごたえで分かる

先日、赤坂に行ったときに見つけた、寿司屋さんの閉店貼り紙。
“回る”大衆寿司から、“回らない”高級寿司まで寿司の激戦区・赤坂だ。



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「ウチは近海物しか扱ってないんですよ
 それでもお客さんは来てくれるんです」
店主が繰り返す、聞き飽きた自慢話すら、
寿司屋が閉まるといとおしくなる


客 「親父さんこれ握って」
店主「それ最初に握ったでしょ」
客 「あれ、そうだっけ」
そんなたわいもない会話もなくなる


湯のみに書いてある魚扁の漢字を全て読んで、
尊敬の眼差しで見られることもなくなる


時価と書かれてあるのは閉口してしまうが、
回転寿司屋だけが幅を利かせるのも、
ちょっと味気ない



回転寿司屋で、
一回転している途中で、誰かが目当ての皿を
取ってしまうように、

店に入るのは次でいいやと思っていたら、
次に来たときには店が潰れている、そんな時代

なじみの店は大切にしたい

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by misejimai | 2005-12-02 01:28 | お寿司屋さん
2005年 09月 21日

戻りガツオは戻らない


大学時代
新聞配達をして貯めたお金で、
「回らない寿司屋」に1人で行った。
自分で初めて、カウンターで食べる寿司だ

不思議なことに僕しかおらず
店主と僕のマンツーマン

さも知っている顔をして、注文を続けてはほおばった
それがどんな魚なのか分かりもしないのに

そこはシメに
うどんを出してくれることで有名だった

「生醤油うどん」に目がついた

「なまじょうゆ1つ」





「お客さん、これ『きじょうゆ』と読むんですよ」

店主が笑った。
もう知った顔はできなかった
マルバレだ

そしてお会計
ドキドキしながら
レジ前に立つ
運命の瞬間


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・・・実に良心的な値段だった
でも店を出た瞬間
寿司の美味しさの喜びよりも
ちゃんと払えたことに
ホッとしていた自分がいた

でもあの時食べたカツオの味が
忘れられなくて
それからというもの、カウンターの寿司屋に行く数少ない機会には
真っ先にカツオを頼んだ

でもどうもあの時のカツオの味ではない
戻りガツオの季節だが
あのときのカツオは戻らない

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by misejimai | 2005-09-21 22:47 | お寿司屋さん