店じまい・店びらき ~閉店のヘキレキ~

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2006年 06月 29日

タモリ倶楽部ご用達の街

e0030939_23104772.jpg今日の店じまいは、東急目黒線、
品川区西小山にある洋品店「みのり」。

















e0030939_23125659.jpg西小山駅の改札を出て左側にある
”東栄会”と”すずらん通り”が街路灯を
新しくし、
それに伴い通りの名称も
”西小山パテオ”になった。
名前の由来は”武蔵小山パルム”に
対抗したとか、しないとか。















e0030939_23224675.jpg通りにはインストゥルメンタルのムード
歌謡が流れ、
そこかしこに、この街の成り立ちや名勝などを書いた街路灯が伸びている


















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閉まった店の前にも、街路灯ではないが、
イーゼルに置かれた由来が当たり前
のように置かれている
半世紀の歴史も、新しい波の前には形無しということか

貼り紙は「みのり」の“り”の字を丸々隠し、
その貼り紙の前には衣装ケースが置かれ、
その隣にイーゼル


タモリ倶楽部のロケがよくあることで知られる街、西小山
タモリが見たら、何を思うだろうか
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by misejimai | 2006-06-29 23:31 | ブティック
2005年 09月 01日

ただいま私。おかえり私。

この夏、ネットで効果のありそうな脱毛クリームを購入したのだが、
結局、使い切ることはなかった。
客は夏の間もまばらで、どうやらムダ毛の入れもおろそかになっていたようだった。

日に日に余っていく服も、キッチンの汚れを落とす布にしたかった…いや、それは酷だ…
フリマに持っていきたかったくらいだ。

最後の客を送り出し、がらんどうの店内は何だかすがすがしく見えた。
店を始める前と同じになった店内。
「ただいま、私」。
「おかえり、私」。
ハンガーとダンボールと外ホウキしかない店で1人つぶやいた。

robe;ロブ=フランス語で「服」。「ドレス」。
いつか見た映画に「robe」という言葉を原題に持つものがあった。
女は欲深で、男は可愛い。

そう、私は欲深だった。
こうして1人で店も構えた。
そして、1人で店を閉めた。


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立ち去る前に私は張り紙を
した。
だが私は敢えて「閉店」と
書かずに「終了」と書いた。
それが今、私に出来る
プライドの証でもあった。
だからと言って、
まだエンドロールには「fin」は出さない。




向かいのコンビニのおじさんから、来月9月11日の「さんままつり」のチラシを
もらっていた。
ここ目黒は「さんままつり」で有名なのだ。無料でさんまを食べられるとあって毎年、
大行列をなすくらいだ。

出て行くからもう、お祭りに行くこともなかろうに、私は笑ってチラシを受け取っていた。

そう。もうすぐ、さんまの美味しい季節がやってくる。
今度こそは「さんままつり」より行列が出来る店にしてやる。

私の脂が乗り始めるのは、ちょっと先のようだ。

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by misejimai | 2005-09-01 02:36 | ブティック
2005年 08月 09日

未来>過去

トミーは、ミニカー「トミカ」初の直営専門店「トミカショップ」を
東京駅一番街に2005年8月10日オープンする。
初年度1億5000万円の売り上げを目標としている。



子どもは誰もが車好き。
スポーツカー、はしご車、ショベルカー、時には戦車まで。
ミニカーは彼らの輝かしい未来において、1つの想い出となる。
あんな時期があったな。
人はささやかな想い出だけで、辛いことを忘れられる。


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でも、君にはもう1つ憶えておいて欲しいんだ。
その前に、別の店があったってこと。
笑顔の裏には、涙もあるってことを。
笑いじわの裏には、眉間のしわもあるってことを。
ブティック・ミノリ。
その土壌にその実は合わなかったのかな。
でも、その実がたとえ朽ちようと、違う実がなり、花開く。
夏の日の店じまい。
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by misejimai | 2005-08-09 20:45 | ブティック