カテゴリ:たこ焼き屋さん( 1 )


2008年 08月 22日

週に一度のお楽しみ

今日の店じまいは、去年2月に閉まった、広尾にあった「三太」というたこ焼き屋さん。
フランチャイズ店ではあるが、しっかりと広尾の商店街の笑顔の真ん中にあった。
80年代からの広尾という街のDCブランド化を中和するように、和やかな雰囲気をかもし出していた。
大魔神・佐々木、工藤投手もひいきにしていた。ベッキーが「はなまるマーケット」で「今日の
おめざ」で大絶賛。

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テイクアウトはもちろん、4席ある店内で食べられるたこ焼き屋さん。
いつも笑顔のお母さん、黙々とたこ焼きを転がす、いつもマスクをしていた
お父さん。










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中はトロトロ、外はふわふわ。
鮮度と味をとことん追求した「活たこ」、
まろやかな味と舌触りを生み出す独自開発の「三太粉」、
吟味した素材を殊製法釜でじっくりと煮込んで造り上げた
コクと旨みが特徴の「ソース」など、
徹底的にこだわった厳選素材から生み出される「たこ焼き」
穏やかな時間と8個400円の幸せ。
















開店して5年。
オープン当初は物珍しさも手伝って賑わい、アルバイトも何人か雇った。
だが、ゆるやかに下降。
そのたびに、不動産関係らしい人がやってきては、客の入りを見に来たという。
ここは広尾。立地もいい。閉まりそうな店をディベロッパーは見逃さない。
ただ、店を閉めた理由は、フランチャイズから抜けたかったからだとか。
どこか別のところで始めるわけでもないらしい。
とりあえず疲れたとお母さん。



店内にいて外を見ていたが、誰も見ない張り紙。
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店内には、地元の小学生が野外学習に来たときの寄せ書きが
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「この寄せ書きは宝物です」とお父さん。


















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お父さんの背中












音は聴こえるけど声が聴こえない街
そんな広尾になったのはいつだろう
週に一度、土曜日は仕事の前に立ち寄っていた店
店がなくなり、携帯電話のお店になっているのに、
なぜだかその残り香がないか立ち止まってしまう
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by misejimai | 2008-08-22 13:40 | たこ焼き屋さん