店じまい・店びらき ~閉店のヘキレキ~

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カテゴリ:お好み焼き屋さん( 1 )


2006年 10月 23日

テレビの中の閉店

今日の閉店は、
TBS日曜劇場「鉄板少女アカネ!!」の舞台であるお好み焼き屋さん、「ちゆき」。

伝説の鉄板料理人を父に持つ神楽アカネ(堀北真希)。「熱くて悪いか!」が口癖。
母を早くに亡くし、さらにその後失踪してしまった父に代わり、「ちゆき」を1人で
切り盛りしていた。
アカネの気さくで明るい人柄、そして何より絶品のお好み焼きに惹かれた
近所の常連客で店内は今日も大繁盛・・・

そんなある日、日本の料理界にその名を轟かす美食家、嵐山蒼龍が来店。
アカネが自信を持って作った人気メニュー「アカネスペシャル」を、
「基本ができてない」と言い残して帰ってしまった。

「ちゆき」の味が否定された・・・
常連客は以来ぱったり来なくなり、さらにイヤな評判だけ一人歩きして、いきなり店は閑古鳥。

しかも、失踪した父が、実は店を担保に数千万円の借金をしていたことが発覚。
融資していた大手食品メーカーの西豪寺は、それを理由に店の立ち退きを要求してきたのだ。

絶望の中、アカネは店を閉めてしまう。
そのときの貼り紙がこちら。
e0030939_2011862.jpg












紋切り型の文章である。短すぎる。ヘラの絵でも描いてほしかった。
こういうところに意外と泣けるポイントがあるのだが、「閉める」という現象だけ描いて、
案外こうした細かいディテールにはこだわらない。

だが、この短い文章には「怒り」がにじみ出ている。「長い間」のあとの「、」に。
その怒りの内訳は、
父親へ、立ち退きを迫る西豪寺フーズへ、嵐山蒼龍が来るまでは「美味しい」
「美味しい」と持ち上げていた常連客へ、またイヤな評判を鵜呑みにする市井の人々へ・・・

「熱くて悪いか!」がお決まりのセリフなら、
「閉めて悪いか!」と逆ギレしてほしかったのだが。

だが、それにしてもあっさり閉店しすぎる。
確かに立ち退きを迫られていたのは分かる。
父親に失望したのも分かる。
だが、もう少し悩むところを描いて欲しかった。
その程度の愛着しかなかった店だったのかと思ってしまう。

まあ、堀北真希が出てるので、来週も見てみることにする。
日テレの土曜9時でやればいいのになあ~
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by misejimai | 2006-10-23 20:19 | お好み焼き屋さん