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店じまい・店びらき ~閉店のヘキレキ~

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2005年 09月 05日

山口智子の実家の旅館

つぶれそうなレストランが立ち直るドラマに彼女は出ていたが、
今の山口本人からすれば千石みたいに優秀な人が実家を
立て直してくれないかと思っていることだろう。

この度、諸般の事情により、8月31日をもちまして、ホテル鯉保の
営業を終了させて頂くことになりました。 
                
 故山口雅平の遺志を継ぎ、役員・従業員力を合わせ、精進してゆく
所存でございましたが、創業120年という歴史の重みをしっかりと
受け止めつつも、変わりゆく時代の流れの中で大きな柱を失い、 
上記のような決意をするに至りました。長い歳月にわたり、鯉保を
愛してくださった皆々様、ほんとうにありがとうございました。 
 今後は、多くの皆様に賜りましたご厚情に報いるためにも、ふるさと
栃木のためにも、新しい道を模索し真摯に努力してゆく所存で
ございます。 


※閉鎖されてしまったホテル鯉保(こいやす)のホームページの文章から。
 旅館に試しに電話するとつながった。
 「はい」
 おじさんの元気の良い声が聞こえてきた。しかしホテル鯉保とは言わない。
 「閉店の看板はありますか?」
 「いえ、まだそういうのもございません。
 「ではまだ、宿自体も取り壊されてない?」
 「ええ、まだです」
 それまで、おじさんの元気な声は衰えることはなかった。
 精一杯の対応なのだろうか。ただ、まだ取り壊すといった段階には来ず、
 整理している最中なのだろうと察する。
 

by misejimai | 2005-09-05 21:58 | 旅館


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