今日は、店じまいする店の前兆を書き連ねてみようと思う。
*やたらと店主が外に出る
・・・とにかく外に出てはたたずみ、立ち尽くしている。
スーパーが出来るなどして、人の流れが変わるため、
気になって外に出るのだろうか。
*目が訴えている
・・・客に投げかける、なぜか物悲しい目。新宿のつけ麺屋で経験した。 その1カ月後、
閉まってしまった。本当に美味しかった。日本一だと思っている。
*私語が多い
・・・ラーメン屋など飲食店系の店員に多い。味を楽しんでいるのに、ペチャクチャ
しゃべる。「味が落ちる」のはもちろん3年後、5年後に閉まる遠因ともなる。
*電気が暗い
・・・失恋したり、ケチャップが一張羅に付いてシミになるなど、傷心したときは
電気を点灯しないことがよくあるが、それと同じなのか。やたらと店の中が暗い。
合わせて店員も陰気くさい。
*前の店も短命に終わった
・・・今ある店の、その前に同じ場所でオープンした店がすぐに閉まった場合、
たたられているのか、客が持つ先入観なのか、不入りが続き、結局同じように
長続きしないことが多い。
*さびれた商店街にある
・・・人は、寂しいところ、人通りのないところに行きたくない性質があるようだ。
商店街が沈んでいると足が遠のくのだろう。
御徒町の佐竹商店街なんかは壊滅状態である。
逆に優秀なのは、江東区の砂町銀座商店街。
700m続くかなり長い商店街でありながら、
ほとんど貸店舗、テナント募集の看板がない。
写真は中野区にあった居酒屋。