徹子の部屋。ゲストはフィギュアの高橋大輔。
バンクーバーオリンピックで金メダルを取り、日本中が感動したのは記憶に新しいところ。
後半のトークのテーマは「不運と幸運」ということで、
オリンピック前、携帯をなくしてしまったり、傘の先が目の中に入ったりと、
普段起きないようなことがイロイロあったという。
そのあと、
「逆にラッキーだったこともあったそうですが?という質問へ。
高橋「フォーチュンクッキーを買いまして・・・」
フォーチュンクッキーといえば、中に運勢が書かれた紙が入ったクッキーのこと。
横浜の中華街で買ったそう。
徹子「へぇ。で、その紙にはどんなことが書かれてあったんですか?」
そう聞かれた高橋、
なぜか不安げ。
「えーっと・・・」
金メダリスト高橋大輔、紙に書かれていた内容を
まさかのド忘れ。
徹子さん、特に高橋が
思い出すのを待つことなく、
テーブルに並べられたトーク
内容が書かれた原稿に
目を落とし、
「そこに書かれていたのはね・・・」
「はい」
「『あなたは将来、自分の隠れた才能を発見することになるでしょう』って
書いてあったのよね?」
「はい、そうです」
「ですってね」
・・・・
話の結末は、
紙に書かれていた内容が予期していたかのように金メダルを見事とれました、
ということなのだが、
肝心なところを忘れるという不運が訪れた(もしくはそういう才能を発見した)高橋と、
忘れた直後、堂々と読みだす徹子との絶妙なやり取りは面白かった。